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2006年11月23日 (木)

築20年以上マンション、修繕積立金「不足」43%・日経調査 -問題はもっと根が深いのでは-

ちょっと前になりますが、日経新聞がマンションの老朽化・居住者高齢化についての記事を朝刊・夕刊で3日に亘り、掲載されていました。この記事のどこかにも書いてありましたが、回答しているマンションは管理組合がちゃんと活動しているのであり、未回答分を入れると実情はこれより酷いものだと思います。ちなみに1576管理組合に調査票を送付して、回答は519組合で回答率は33%です。本調査は築20年以上マンションに対しての調査ですが、同じ様な調査で国土交通省が行っている平成15年度マンション総合調査結果についてでも有効回答率42%程度です。

回答していないマンションは、更に恐ろしいことになっているのではないかと想像するのは容易です。私も実際に見たわけではないですが、スラム化しているマンションの話を聞くたびに背筋がぞーっとします。

今回この記事についてコラムを書こうと思ったのは、実は老朽化や修繕問題でなく『役員のなり手問題』。これは私が論文でも書いてきた分野の話しです。これについては、もう少し纏めてからにしますのでお楽しみに。

 

 さて、本題から離れるのですが、この記事のトラブルの状況調査で、最大トラブルとなっている「雨漏り・水漏れ」は、マンション総合調査の『建物の不具合(雨漏り・水漏れ)』57%、本調査では『雨漏り・水漏れ』で63%とほとんど変らない。老朽化の原因なのかと思ってしまいましたが、違うのですね。なんとなく、別の意味で不安になりました。

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2006年11月 3日 (金)

「総会出席80%」ひと工夫 –本当の意味は何でしょうか?-

皆さんのマンションでも管理組合総会に組合員(区分所有者)が出席してもらうために色々と苦労しているのではないかと思います。今回、それを克服しようと考えた記事が YOMIURIONLINE(読売新聞) に掲載されておりました。(http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20061031hg01.htm
私は、総会出席者を確保したい理由は2つあると思います。
まずは、ひとつは①出席者(+委任状)が少ないと総会そのものが成立しないのでなんとか委任状を含めて出席者を確保したいと、2つめは②管理組合活動を知ってもらいたい気持ちから、の出席者確保です。
大部分は①ではないかと思います。だって、総会が成立しないと次期役員も決まらない、予算案も通りません。それは現役員には大変なことですもんね。

②はこの記事の様に管理組合活動に興味を持ってもらいたい気持ち、「なんとか出席をしてもらいたい!」非常に高尚な理由です。ただ、この記事の様に①の目的でなく、「抽選会」をネタに出席を強いて、②の目的を達成できるのでしょうか?
 皆さんのマンションでは、「管理の実態」を知ってもらうために「役員輪番制」を行っている組合も多いと思います。その様なマンションは年を重ねるごとに参加者は増えているでしょうか?全世帯で輪番が終わると参加が増える筈ですが、実際には築数が経っても出席率はあまり変りません。
結局、総会に出席しないのは、区分所有者には「出席する意味を感じない=今は問題がない」だけなのだと思います。出席はしないが委任状は集まってしまう様なマンションに住んでいることは、「ある意味非常によく管理されたマンション=役員の皆さんのおかげ」だと自慢すべきだと思います。
一方、問題があるのに委任状が集まらず、放置されている時は、出来るだけ早くその場から去る(売却して逃げる)のが正しいのだと思います。この記事の様に「駐車場抽選」や「懇親会」を開催して人が集まるのは、総会に興味を持っているのでなく、その後行われることに興味があるだけではないでしょうか?それなら委任状集めとどれだけ違いがあるのかと思ってしまいます。

総会出席(委任状でなく)を求める意味が「自分の苦労判ってもらいたい!自分は皆のために損をしている」と思っているのなら、他の組合員から「労働に見合った報酬」を受けるべきだと思います。マンション管理は経営(問題が起きた企業の株主総会はちゃんと人は集まります。)なのです。だから苦労も多いのです。報酬があって当然だと思います。皆さんはどうお考えでしょうか?ご意見をお持ちしております!

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